常寂光寺 冬枯れの庭もいい。眺望の穴場。京都の街が一望できる展望台がある。京都市右京区 20230305

常寂光寺まで

常寂光寺。以前から、名前は何度か聞いたことがあった。
おそらく何度も、常寂光寺へ続く道の前を通ったことがある。

近くには、落柿舎がある。落柿舎の前は広い畑。冬枯れの頃は、広い畑の向こうに見る落柿舎は、畑の色に馴染んでしまうが、この風景は好きだ。

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落柿舎を遠くに見ながら歩くと、案内看板がある。
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常寂光寺

常寂光寺(じょうじゃっこうじ)は、京都市右京区嵯峨小倉山小倉町にある日蓮宗の寺院。山号は小倉山。本尊は十界大曼荼羅。旧本山は、大本山本圀寺(六条門流)。百人一首で詠まれる小倉山の中腹の斜面にあって境内からは嵯峨野を一望でき、境内の庭園には200余本のカエデが植えられており[1]、秋は全山紅葉に包まれる。

(ウィキペディア「常寂光寺」より)

 

山門

落柿舎近くの案内の通り、進むと常寂光寺の山門に着く。
先を歩く人が数組あった。
彼らは、山門の前で、立ち止まり、少しうろうろして、中をうかがうようにして、最終的には、入っていいった。
あまり有名ではないのか。いや、そんなことはないと思う。

ここは紅葉の頃に人気の紅葉スポットだと思う。

ただ、少し北にある二尊院や、大覚寺などのように有名ではないかもしれない。
自分は、ここが目的。
だが、山門の前で人影が中に入り切るまでうろうろして、写真を撮って、山門をくぐった。
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山門をくぐり、拝観料を支払い、御朱印を買った。

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仁王門

今は仁王門の屋根の葺き替えをしていた。これからのシーズンに向けての準備だろう。
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屋根を葺き替え中の仁王門。
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仁王門には、ワラジがあった。
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本堂への階段

仁王門を過ぎて、階段。
この階段を上がると、本堂がある。

常寂光寺は、小倉山のすそのにあるようで、境内全体が斜面のようだ。
境内を見て回るには階段を上がらないといけない。
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本堂へ上がる階段から仁王門。この時期ならでは、見晴らし。
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本堂

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本堂付近

本堂の前。数少ない、平地。
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鐘楼の横に、階段。末吉坂と言う。
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鐘楼
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末吉坂より先に降る階段があった。そこを降りると、アズマヤがあった。
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妙見堂

本堂の前に戻って、横には「妙見堂」がある。
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妙見堂からの見晴らし。
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ここからからの眺めもそこそこいい。
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比叡山がよく見えた。ここからでも十分眺めがいい。木々に葉がないので、見晴らしがいい。
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ここで唯一の梅が花を咲かせていた。
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多宝塔

妙見さんと本堂の間を通り、階段を上がると「多宝塔」がある。
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開山堂

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展望台

園内を見て回るには、階段を見ながら回るような感じになる。

そして、その階段の一番上には、広くないが展望所がある。小倉山の中腹ぐらいだろうか。Googleマップで見るとさらに上に展望所があるが、ここからはいけない。小倉山を上がらないといけない。以前小倉山を少し上りかけたが、道に迷いかけた。
ここの展望台でも十分京都の眺望を味わえる。

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冬枯れで木々に葉がないので、見晴らしはいい。
展望所に行くまでも、見える眺めはいいが、ここが一番上になるので、一番眺めがいい。

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一眼レフで撮ったが、調子が悪いのか、色合いが少し良くない。

比叡山と大文字山。
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比叡山
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京都タワー
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双ヶ丘
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仁和寺の五重塔
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第二展望台

展望から降りるとすぐに展望台と同じよう場所があった。

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山を下りながら

とてもキレイに整備された神社だと思う。どこどう歩いても、いい景色が目に入る。とても気に入った。

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寄り道

降りて行き、まっすぐ行けば、妙見堂と本堂の間に出ることができるが、寄り道できそうな道があった。境内を出てしまうかと思う感じだったが、一応境内のようなので行った。

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少し、寄り道だが、山の中をあるくような道を歩いていると、ウグイスの声が聞こえてきた。もうこの時期から鳴き出すのだと珍しく思った。西宮でもウグイスの声が聞こえたようだ。
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庭園

仁王門の横には、庭園が広がる。常寂光院は、

 常寂光寺(じょうじゃっこうじ)は、京都市右京区嵯峨小倉山小倉町にある日蓮宗の寺院。山号は小倉山。本尊は十界大曼荼羅。旧本山は、大本山本圀寺(六条門流)。百人一首で詠まれる小倉山の中腹の斜面にあって境内からは嵯峨野を一望でき、境内の庭園には200余本のカエデが植えられており[1]、秋は全山紅葉に包まれる。(ウィキペディア「常寂光院」より)

ウィキペディアにあるように、カエデがたくさん植えられおり、秋の紅葉シーズンには人でいっぱいになるのだろう。

カエデはこの時期は、葉をつけていないので、冬枯れのこの時期、園内の見通しが聞く。

青モミジのころにもう一度ここへ来てみたい。

仁王門も両側はわりと平坦な庭が広がっていた。
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小倉百人一首の編纂の地。
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シナマンサク。冬枯れの庭でも、妙見堂の前から見えた梅とこの黄色花の色があった。
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ちょうどなから出てきた人が、竹の棒をあげて出ていくところにでくくわした。
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なんだろうかと近寄ってみるとf:id:m3785com:20230308220603j:image
常寂光寺の敷地内(有料エリア内)だがこの先一般住宅があるようだ。


この横に梅の木があった。

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梅の木のある先に、建物が見えた。休憩所のようになっていた。

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その建物の天井に舟があった。何に使うのだろうか?
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地図

阪急嵐山駅から歩いた。上辻通りを歩いて、20分から30分ぐらい歩いただろうか?ふらふらと写真を取ながら歩いたので少し時間がかかったかもしれない。