仕事で新宮や紀伊田辺に行く時よく特急くろしおに乗った。
その時は、淀川橋梁を渡り、特急くろしおは並走してきたJR京都線から離れて大阪駅、グランフロント大阪の北を通りる貨物線を通り、大阪駅を通らず、大阪環状線に入っていっていた。
この3月18日から、大阪駅駅の地下駅(うめきたエリア)に停まることになった。
うめきたエリア
↓うめきたエリア工事大阪駅地下駅の工事の様子。2022年8月25日
↓2018年10月09日撮影
2022年5月31日 特急くろしおの車内から、グランフロント大阪と大阪駅。
特急くろしおから見える大阪駅の周辺の景色は良かった。この先に上の写真の工事現場があった。高いビルは「梅田スカイビル」
大阪駅周辺は工事で忙し。いつ行ってもどこかで何か工事をしている。
大阪駅西口へ
3月18日のJRダイヤ改正で、大阪駅地下駅(うめきたエリア)が開業した。
それまでは、大阪桜橋口が、大阪駅一番西側の改札口だった。
大阪ひがし線と特急くろしおの標識の示す方向に向かって歩いた。
新たに大阪駅西口の標識が、信号の向こうに見えた。この信号のあたりがかつては、大阪駅の終わりと思っていた。さらに大阪駅が西に延びた。
「大阪駅西口」とあった。
信号を渡り大阪駅西口の前から、桜橋口の方。
大阪駅西口
大阪駅西口のあった場所の周辺は工事中、このあたりには大阪中央郵便局があった。
大阪中央郵便局(2012年4月21日撮影)
跡地のビルは外観はほぼ完成したようだ。大阪駅からの連絡橋もできる。
今後さらにこの辺りの景色は変わるのだろう。
↓大阪駅地下駅案内版(「旧大阪中央郵便局」と「大阪駅地下駅」の文字を追加した。)
案内版の示す方向に歩いた。
大阪駅と思えないくらい、人がいない。でも、とてもキレイな西口。ビルができると、人の流れも変わるのだろう。
西口改札口前あたり。
大きな路線図。
改札口
行き先表示
ちゃんと「大阪ひがし線」「くろしお」の表示もあった。「奈良」行きもあった。奈良行は大阪環状線を通る大和路快速もある。大阪駅から奈良へは二通りの経路ができた。
大阪ひがし線・特急くろしお・特急はるかのホームは、改札口を通りさらに進む。
一度、長いエスカレーターを降りて
そしてまた上がる。今度は、短いエスカレーター。
上がると。21番ー24番ホームへの下り口に。
各ホームへ下り口の案内サインは、順々変わり行き先を表示している。
↓駅弁の自動販売機があった。その前で電話をしてウロウロしていると、いろんな人が見来ていた。最後になんどか操作する人がいた。まだ、本稼働はしていないようで、動作の点検に来ているたのか、色々操作する人がいた。
新大阪駅行のホームに降りた。
この駅名版は、いまでなかった。大阪駅の次の駅は、東海道線では「新大阪」と「津塚本」、大阪環状線では「天満」と「福島」。ここに書かれているのは「新大阪」と「西九条」。「西九条」駅は、大阪環状線で、大阪駅から「福島」「野田」「西九条」と三つ目の駅。
「奈良」行きの電車が止まっていた。手前は久宝寺行き。
地下を通る貨物列車。
元々この線は、貨物線。貨物も通る。
地下を通る貨物列車。大阪を通る貨物列車は、珍しい光景はないだろうか?貨物線は大阪駅を最近は通ったことがないはず。大阪駅の北には梅田貨物駅があった。
かつては、特急くろしや特急はるかが大阪駅を北を通る貨物線をとおっていた。その貨物船が、大阪駅の地下に移った。
地下でこの様子を見ていると、貨物を載せていない台車がホームと同じ高さ。ホームが広がったように思える。歩いて移れそうな気がした。気軽にのり移れそう。ちょっと怖い。
そう、この駅にはホーム柵がない。確かテレビで、可動式のホーム柵があると聞いたことがある。
聞いてみると、可動ホーム扉があるのは、下り(和歌山・関空方面)の特急が停車する21番ホームだけにあるそうだ。
今後、設置には相当費用が掛かるので、新たに可動式のホーム先が設置される予定はないそうだ。
この地下ホームでは、顔認証の改札など新しい試みがされているようだ。
久宝寺行きの普通電車に乗った。
淀川橋梁を渡り。
新大阪駅
ホームに降りた時に、明智光秀のラッピングされた特急電車も到着した。「コウノトリ」?
なぜ今明智光秀?かはわからない。
新大阪駅と反対の方(西九条駅方面)はどうなっただろう
大阪駅「うめきた出口」。大阪駅地下駅はこの向こうにある。駅の上は工事中。
うめきたエリアは着々と工事が進んでいる。
グランフロント大阪
梅田ランプ西交差点
かつては、この交差点を横切るように貨物線の線路があった。写真の右から左へ。
福島駅へ
福島駅に向けて、かつての貨物線沿いを歩いた。線路は残っていた。
このあたりに大阪駅地下駅からの地下出口があった。
福島駅踏切
踏切を渡ろうすると、鳴り出した。
大阪環状線の方から特急くろしおが下ってきて、福島駅横を通っていった。
大阪駅地下駅に向かって下りて行った。
踏切を渡り信号を渡り福島駅前に着くとまた踏切が鳴り出した。
今度は回送電車が地下駅から上がってきた。
結局、福島駅あたりは変わっていなかった。
いずれは、なにわ筋線が開業すると、特急くろしおも特急はるかもなにわ筋線を通ることになるのだろう。なにわ筋線の開業は、2031年が目標。8年後。