梅の名所として紹介されている梅宮大社に行った。
まだ2月になったばかりで、気が早いかもしれないが行ってみた。
梅宮大社
式内社(名神大社)、二十二社(下八社)の一社で、旧社格は官幣中社。現在は神社本庁に属さない単立神社。(ウィキペディア「梅宮大社」より)
祭神は
酒解神(大山祇神・おおやますみのかみ)
大若子神(瓊瓊杵尊・ににぎのみこと)
小若子神(彦火火出見尊・ひこほほてみのみこと)
酒解子神(木花咲耶姫命・このはなさくやひめのみこと)
有名な神様を祀っている。
大山祇神は、山の神様・木花咲耶姫命の父神。
瓊瓊杵尊は、天照大神の孫
彦火火出見尊は、瓊瓊杵尊と木花咲耶姫命との子供
木花咲耶姫命は、瓊瓊杵尊の奥さん。かぐや姫のモデルともいわれる神様。
家族神様が祭神。
瓊瓊杵尊と木花咲耶姫の間に子供ができたことで、大山祇神は喜び、瓊瓊杵尊の水田で作った米でお酒をつくりふるまったとも。このことで、大山祇神は酒造りの祖神と安産の神と言われているようだ。
神社は、
四条通の梅宮大社前交差点を曲がると、石の鳥居があった。
石の鳥居から朱色の鳥居と楼門が見えた。少し距離がある。
鳥居
結婚式があったようで、白無垢の女性が車に乗り込もうとしていた。
看板の下に足のあたりが写っていた。
それ以外、人影がほとんどない静かな境内だった。が、神苑を歩いたあと、戻ってみると、数組の人がいた。
妊婦さんもいた。
この神社は安産の神社でもある。
祭神の大山祇神が安産の神と言われ。
嵯峨天皇の皇后が・橘喜智子(たちばなのかちこ)(壇林皇后・だんりこいうごう)は皇子に恵まれず本殿の横に鎮座する「またげ石」をまたいで子が授かったことからこの石を跨げば子宝に授かるという伝えられ、その下の白砂は安産のお守りとされているようだ。
楼門、神社に楼門は、よく考えると少し変な気もするが、こんなことは多くある。日本人の宗教観と思えば、問題ない。
手水舎
ここは龍だった。
手水舎と酒殿。大山祇神が祭神からだろう。
本殿、
左手の塀の向こうに本殿がある。
梅苑があるのは神苑だが、境内にも梅の木はあった。見頃はまだ先のようだ。
梅宮神苑
入場料600円
社務所で支払い切符をもらった。
入口は、自分で開けて入る。
梅の花
たくさん梅の木があったが、まだ、芽の状態がほとんどで、花をつけている木は少なかった。やはり少し早かった。
この神苑は、梅の花以外にも多くの花があるようだ。
つつじ、かきつばた、花菖蒲、あじさい、椿、菖蒲、ふじなどのエリアがある。春本番になれば次から次へと花が咲き始めるだろう。
また、春の盛りの頃に行ってみたい。