紫明通は何県にあるかと聞かれると、ちょっと考える。
すぐに「京都」とはでてこない。
あまり知られていない通りだと思う。新しい通りで、それほど長くない。
賀茂川の下をくぐった疎水分線の堀川までの経路の一部だった。
東の始まりは、賀茂川の右岸を走る加茂街道の北大路通りの少し南の加茂街道紫明の交差点が起点で終点は堀川通。
ウィキペディアには
もともと蹴上から松ヶ崎、下鴨を経て、賀茂川をサイフォンでくぐり、堀川へ抜ける琵琶湖疏水分線の経路の一部であったのだが、戦後の河川整備によって水路が閉じられていた。
2002年度から堀川水辺環境整備事業という名称で、琵琶湖疏水分線の水を使った親水公園を中央分離帯に整備する計画がスタートした。
2009年3月29日に通水式典が行われるとともに通水が開始され、堀川の水流が復活した。(ウィキペディア「紫明通」より
広くて、交通量が少なく、中央分離帯が広い通りだ。
賀茂川左岸(白川疎水通りの終点)
白川疎水通りの終点から、賀茂川の土手に上がった。
賀茂川にも、白川疎水通りの延長線上に高野川にあったような堰があった。
賀茂川上の写真の堰の下にも疎水分線が流れているようだ。
今回の「白川疎水通り散歩」の予定は賀茂川で終わって、北大路駅から帰ろうと思っていた。
疎水分線の流れがまだつづいているようなので、対岸に渡って、その先を確認しようと思った。
北大路通に戻り「北大路橋」を渡った。
北大路橋からの眺め
↓北大路橋を渡り
北大路橋から、遠く華頂山(東山)が見えた。この山の麓に知恩院や青蓮院門跡がある。
賀茂川右岸
北大路橋を渡り、賀茂川右岸を歩いて、白川疏水道りの終点の対岸にでた。
白川疏水通りの終点あるだろうところみた。
まっすぐ、白川疏水通りの終点の方向に続くように堰があった。
そして、振り返り土手を上がった。
そこは、加茂街道と紫明通りの起点の交差点「加茂街道紫明」だった。
加茂街道紫明。
ここからが、紫明通りはじまる。
広い分離帯がある。
交通量はとても少なそうだ。
分離帯に水が滝のように流れ出しているところがあった。
「堀川取水口」
この通りの中央分離帯の公園を疏水が続いていた。
中央分離帯にはイチョウ並木があった。行ったときは10月だったので、まだ色づき初めだった。この記事が公開されていることは、もう散っているかもしれない。
色づいたイチョウ並木はとてもキレで見ごたえがある。撮影は10月中頃。
イチョウの並木の中央分離帯は、せせらぎ公園になっている。
中央分離帯は、交差点などで切れる。
それが、第1から第7まである。
この日は、「紫明せせらぎ第一公園」と「第二公園」に寄ってみた。
紫明せせらぎ第一公園
第1公園には、賀茂川の下を流れていた疎水の水をくみ上げた水が地上に出る「堀川取水口」がある。
堀川取水口。賀茂川の下をくぐった疎水がここから地上に出てくる。
紫明せせらぎ第二公園
この日は第ニ公園まで。
第七公園までいくと堀川通り。
少し距離がある。
歩いたあとはカレー「100hoursカレー」
帰りは、北大路イオンでのフードコートで食事した。
この日の行程は、
京阪出町柳駅→<今出川通り>→吉田神社北参道鳥居→吉田神社→吉田神社北参道鳥居→<志賀越道横断>→白川疎水通り→<志賀越道横断>→<御蔭通り>→<東鞍馬口通り>→<北大路通り>→<叡電>→<高野川>→<北大路通り高野橋>→松ヶ崎浄水場→<泉川>→<北大路通り>→賀茂川左岸→<北大路橋>→賀茂川右岸→加茂街道紫明→紫明通り→北大路駅
Googleマップでは約9.634m。
自分なりにはよく歩いたと思う。
こんなときは、カレーが食べたくなる。
特に、この日はCoCo壱番屋のカレーが食べたかったが、近くに見当たらなかった。
カレー店をイオンのフードコートで探すと。
賞をたくさん取っていそうなカレー店があった。
100hoursカレー
メニュー写真を見ると美味しそう。
「牛肉と玉ねぎのカレー」を注文した。
牛肉と玉ねぎはカレーには必須アイテム。
初めてのカレーを食べる時は、ちょっと臆病になる。
カレー好きで、いろんなところでカレーを食べる。
匂いに釣られて入る時もある。
失敗したと思う時が、ままある。
頑張って完食したこともある。
初めてのカレーを食べる時は、
恐る恐るルーをスプーンで少し口に運ぶ。
「ん?」
これは、変にスパイス、スパイスしておらず、コクがある感じ?
「美味しい」と思った。
ルーはとろみ。
しつこ味もなかっt。
ただ、玉ねぎが多いのは、嬉しいが、もう少しシナっとした感じだともっとよかったかな。
でも、おいしかった。