宝厳院
嵐山に向かう途中、四条大宮駅で、「宝厳院」のチラシを見かけて、「宝厳院」とこにあるのか?と思ったような気がする。
まさか、嵐山にあるとは知らなかった。
嵐山にはよく行くが、歩くルートもいつもほぼ同じで、天龍寺付近をあまり歩かない。
「宝厳院」の存在は今まで知らなかった。
宝厳院は天龍寺の塔頭。山号は大亀山。天龍寺の奥の嵐山公園亀山地区にある。
宝厳院(ほうごんいん)は京都府京都市右京区にある臨済宗天龍寺派の寺院で天龍寺の塔頭。山号は大亀山。 庭園や建物は時代劇の撮影に使用されている。(ウィキペディア「宝厳院」より)
嵐山羅漢
宝厳院の前は、通りをはさんで嵐山羅漢があった。石仏が整然と並んでいた。
左手が宝厳院・右手が嵐山羅漢。
嵐山借景 回遊式山水庭園 「獅子吼(ししく)の庭」
人混みを避けて公園内をあるいていると、石仏が並ぶ嵐山羅漢のあたりに来た。その向かいに、紅葉し始めのきれいな庭が見えてきた。
料亭か何かの庭かと思った。紅葉し始めの頃のようだが、きれいな庭だと思った。
入ることができればと思っていると、人だかりが目に付いた。
「宝厳院」の入り口だった。
上の写真の先に入り口があった。
この日は、
2022年秋の特別拝観
嵐山借景 回遊式山水庭園 「獅子吼(ししく)の庭」 「風河燦燦三三自在」 公開
拝観料は500円
お茶席は500円(抹茶と和菓子)
拝観料を払うときに、お茶席の券も買わないといけないのかと聞いた。今は混んでいるようなので、お茶席の店で聞いてほしいとのことだった。
秋の特別公開は12月11日まで。
11月12日から12月4日まで宝厳院のライトアップ拝観ができる。時間は昼の拝観が17時で終わったあと17時30分から20時30分閉門と看板に書いてあった。
この日は、昼の拝観に入った。
紅葉の季節の週末、庭園内は人が多い。
この頃は15時半を過ぎると、暮色が広がる。
太陽はもう嵐山の影に隠れてしまっていた。
紅葉もまだこれからという感じだが、緑の苔の上で、紅葉した紅い葉、紅葉し始めている黄色い葉、まだこれからの緑色の葉の色のグラデーションと、点在する石、竹の切り株、垣根と単調ではない風景が広がったきれいな庭だった。
↓船石と説明あった。嵐山を借景に。この庭には石が多く。
随所に大きな石があった、名前の付いた石もあった。
お茶席
すわった席は
お茶席の建物の裏
横から
嵐山借景 回遊式山水庭園 「獅子吼(ししく)の庭」 つづき
苔の庭のところどころに石が置かれていた。それが、いいアクセントになっていた。
↓碧石
この先にも石がある。
↓獅子岩。写真の中ごろに苔むした石がある。よくみると獅子の顔に見えてくる。
獅子石拡大。獅子の横顔に見える。
↓坐禅石
出入り口この先もまだある。
もみじのトンネル
もみじのトンネルは、出てまっすぐ行く。帰り道にあった。
道の上には、光沢のあるビニール製の敷物があった。
こうしてみると、水の流れの上を歩くような感じがする。
出口