貴船には、京都四条を経由していった。
阪急「京都河原町」まで行って、「祇園四条」で京阪に乗り換えて、「出町柳」まで、そして、叡電で「貴船口」駅まで行った。
阪急「京都河原町」駅から京阪「祇園四条」駅までは、少しある。
鴨川に架かる四条大橋を渡らないといけない。
四条大橋から、鴨川沿いに立ち並ぶ川床(かわゆか)が見えた。
この日は、「かわどこ」の貴船と「かわゆか」の四条と行った。
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川床(かわどこ)
川床(かわどこ)料理は、貴船川の上に床をはり、そこで食事をする。料理は懐石料理。清流の流れの音を聞き、「涼」を感じながら食事をする。
↓店と店の間の川には目隠しがあった。
川といっても、鴨川のような大きな流れではないので、床と川がとても近い。
10年近く前に行ったことがある。6月終わりごろだった。
駅を出て、「涼しい!」と思った記憶がある。
まだ、「かわどこ料理」には、少し早いかなと思った。
食べている時も少し寒かった。
この日は、貴船についたのが、16時近く。
中途半端な時間。
予約もしていない上、こんな時間。
貴船神社にお参りして帰った。
10年前の「涼しかった」という記憶のもとに行ったが、
期待したほどの涼しさもなかった。
川床(かわどこ)料理の店は、貴船神社の近くに多くある。この辺りは、道は狭く、車の行き違いにも苦労するほどだが、その分、旅行気分を味わえた。
下の写真は、貴船の川床(かわどこ)料理の店の並ぶ街並み。
川のすぐ横に店のあるところもあったり、道路を隔て店があるところもあった。
できた料理を道路を渡って川床(かわどこ)に料理を運ぶ店もある。
10年前、料理を道路を渡って運んでくる様子を見て、おもしろいと思った。
道路を渡って料理を運ぶ店。道路沿いのよしず?の壁の向こうは川。見える開口部を入ると川を降りる階段がある。料理は、写真左の店から道路を渡って運び入れるのだろう。
貴船口駅からバスで終点の「貴船」行き、そこから少し歩く。
歩いていると、ソフトクリームの看板が目に付いたので店に入った、その店はお土産やソフトクリームなども売っている。
ソフトクリームを食べようと店に入るが誰もいない。
店内はお昼の片付け中で忙しそうな雰囲気があった。
忙しそうに、食べたあとの食器の片付けをしている人を見つけ、アイスクリームくださいと声をかけた。
ちょっと嫌そうな顔をして、アイスクリームのところへ行って、作ってくれた。
気持ちはわかる。片付けで手が回らないほど忙しい上に、アイスクリーム作ってと言われると、誰もそんな顔になる。
思わず、「いやですか?」と言いかけてやめた。
店の中に腰掛けて、アイスを食べていると、なぜか、次々とアイスクリームのお客さんが来店。
その時は、その店員さんは、嫌な顔せず積極的に対応していた。
それくらい、この時期は、このあたりの店にとっては、書き入れ時。
川床(かわどこ)料理の値段。
妻の話だとひとり1万円ぐらいすると言っていた。
食べログで調べると10,000から15,000円までのようだ。
調べると、店によっては、もう少し安く、川床料理を楽しめるところがあるとあった。
貴船の手前のバス停の「三本杉」バス停の前にあった「古今藤や」は、わりと安価で川床(かわどこ)を楽しめそうだ。
川床(かわゆか)
5月になると、鴨川の左岸に並ぶ床。京都の風物詩だ。
二条くらいから五条近くまであるように思う。
↓二条大橋から
↓四条大橋から、手前は「先斗町いずもや」
貴船神社からの帰りは、行きとは真逆のコースを取った。
今度は、京阪「祇園四条」駅で降りて、阪急京都河原町で阪急に乗り換える。
四条大橋を渡る時に目につくのが、先斗町いずもやの川床(かわゆか)。
橋に一番近いところにある。
貴船では、予約なしでもOKの店もあったようだが、着いた時間が16時ごろだったこともあって「かわどこ」は諦めて、下流の「かわゆか」でもと思って、先斗町入口にある「先斗町いずもや」に入った。
子供ころ、テレビCMをよく見た「先斗町のいずもやへ~」というフレーズを覚えている。
予約していないが、川床(かわゆか)料理を食べることができるか入ったみた。
店内に入ると、川床が目の前に広がる。
店員さんが出てきた。予約がないので、断られるかなと思ったが、
人数を聞いてきた。
「二人」と伝えると、床席を確認してくれた。
意外と予約なしでも、いけそうな感じだった。
床を見ると、席は何席が空いていた。OKかな?と思った。
しかし、どの席も予約が入っているとのことだった。そして、席が開くには少し時間がかかるとのことだった。
残念だが、またの機会に。
ちょうど、夕食時、食事は2階でもできるとのことなので、2階に上がった。
クーラーの効いた部屋で、川床(かわゆか)料理を食べている人を下に、食事をした。
四条大橋から南座の夕景も楽しんだ。こんな時間に京都にいることは、めったにない。京都の夕景もいいものだ。
川を隔てて、向いのレストラン菊水の屋上には、ビヤガーデンがあるようだ。