- 修学院駅
- 高野川
- 東大路通り起点
- 一乗寺 ラーメン街道
- 一乗寺から今出川通りまで
- 百万遍知恩寺(百万遍)
- 京大エリア(百万遍)
- 吉田神社参道(東山東一条)
- 丸太町通りと東大路交差点(東山丸太町)
- 冷泉通り・琵琶湖疎水
- 東山二条通り・仁王門通り
- 満足稲荷神社
- 三条通り
- 知恩院前
八坂神社、知恩院、清水寺など東山の麓にある観光地に行くと必ず通るか横切らないと行けない東大路通り。
京都市の主要な南北の通りの一つ。北は北山通から南はカーブしてそのまま九条通となる東福寺まで。平安京の東の端、東京極大路であった寺町通に代わり、現在の市街地東端の南北幹線と認識される。(ウィキペディア「東大路通り」より)
八坂神社の前を通る東大路通り
東大路通りを北から歩いてみた。
東大路通りは、叡電の修学院駅近くの北山通りかはじまる。
修学院駅
「修学院駅」は叡山電鉄の駅。
出町柳駅から4つ目の駅。
駅名が修学院なので、修学院離宮が近いと思っていた。
そして、それなりの離宮に近いと思わせるような雰囲気かと思ったが、全く違った。
修学院離宮まで徒歩で10分ほどもありそうだ。
駅前は、北山通りで交通量も多く、人通りも多い。
スーパーや銀行やお店が立ち並んでいた。
ちょうど行ったのはお昼ごろだったので、買い物する人が多く、人と車と電車とでゴチャゴチャした感じがした。
高野川
修学院駅から少し歩くと、高野川があった。
高野川は、出町柳のあたりで賀茂川と合流して、鴨川になる。
四条あたりでは、東大路通り(八坂神社前)から鴨川沿いまでは、歩いても7分くらいかかる。ここでは、とても近かった。
↓この先は賀茂川と合流して鴨川になる。
東大路通り起点
東大路を南下
東大路通り起点
一乗寺 ラーメン街道
東大路通りをしばらく歩くとラーメン店が目立つ。このあたりは、一乗寺のラーメン街道。ラーメン店の前では行列ができていた。
一乗寺から今出川通りまで
疏水分線
一乗寺ラーメン街道あたりから、東大路通りは道路幅が広くなる。烏丸通りや河原町通りのような。
叡電「元田中」駅付近。叡電の踏切。
百万遍知恩寺(百万遍)
今出川通りと東大路通りの交差点は「百万遍」という。このあたりの地名は「田中」とつく名前のバリエーションで、百万遍という地名ではない。
百万遍交差点の手間に、百万遍知恩寺の西門があった。知恩寺に西門からはいった。
静かで広いお寺だった。華頂山麓にある知恩院と似た名前だと思いつつ、参拝した。
京大エリア(百万遍)
百万遍知恩寺の今出川通りを挟んで向かいは京大。百万遍交差点の南西は京大エリア。東大路通りが京大の敷地の中を通っているような気になる。病院があり、丸太町通りの一本北の春日北通り近くまで続く。
今出川通りをずっと山側に行くと、銀閣寺・哲学の道にたどり着く。その道すがらもずっと京大が続く。
吉田神社参道(東山東一条)
京大エリアの中で、東山を東西に通る東一条通り。東大路通りを過ぎると、吉田神社の参道のようになる。京大エリアを突き抜けるように吉田神社のある吉田山の麓まで続いている。
丸太町通りと東大路交差点(東山丸太町)
熊野神社
この交差点の北西角には熊野神社がある。地図を見ると京大に押し込まれて小さく圧縮されたようだった。昔はもっと広かったようだ。
川沿いを川端通りが通る鴨川まであったというから北にも広かったのだろう。
聖護院(丸太町通りの一本北の通り春日北通り)
東山丸太町交差点より少し北東方向に聖護院がある。
↑2018年2月撮影
聖護院に隣接して「人喰い地蔵」があるという積善院がある。
「崇徳院」「すとくいん」が「すっとくいん」になって「ひとくい」になった聞いたことがある。
崇徳院は、平安時代末期に政変に負け、讃岐に流罪になった。京に戻ることを切望したが、朝廷から無視され続け、かなわず、その死に様が異様で、朝廷内での不幸や京での災害は崇徳院の呪いとおそれられた。朝廷や京都の人からは恐れられた。明治に改元する際に京都に戻ることができ、白峯神宮に祀られている。皇室にとっては、気になって仕方なかった天皇だったのだろう。江戸末期から明治維新に移行する時代、日本が大きく変わろうとしていた。崇徳院の呪いで国が乱れるのを恐れて、崇徳院の魂を鎮めるために崇徳院の霊の帰京がなったのかもしれない。
↑2018年2月撮影
八つ橋発祥地
聖護院といえば、八つ橋。
熊野神社の横に八つ橋の発祥の家「本家八ッ橋西尾」がある。
東山丸太町交差点から、丸太町通りを山側に上がると、哲学の道の南の終点・熊野若王子神社・紅葉で有名な永観堂、そして南禅寺などがある。
ちょっと距離はあるが。
冷泉通り・琵琶湖疎水
冷泉通りと東大路通りの交差点。
地図を見ると、京都の南北の通りの歌に出てくる夷通り、鴨川を渡ると冷泉通りになるようにみえる。冷泉通りは、琵琶湖疏水沿いを通り、その後、東山の麓の熊野若王子神社の前あたりまで続く。
この疎水には、夷川発電所がある。建物が立ち並ぶ街中にあって野趣があった。京都には都会に似合わない表情がある。この発電所は、今でも現役だ。
この疎水は、蹴上から平安神宮の大鳥居の前を通ってきた。この先、鴨川まで流れ、流れを南に変え鴨川と並んで流れるようになり途中で暗渠になり、鴨川に合流する。
琵琶湖疏水。蹴上から平安神宮の大鳥居の前を通って、鴨川に注ぐ。
東山二条通り・仁王門通り
東山二条
この交差点を曲がると岡崎公園、平安神宮へ。
東山二条通り
仁王門通り
東大路までは一車線の道
東大路を超えると片側二車線の広い道となる。この先で、琵琶湖疏水沿いを通る。
この先には、平安神宮の大鳥居・京都動物園・南禅寺の前を通り琵琶湖疏水の蹴上で三条通りに合流する。
満足稲荷神社
仁王門通りを少し歩くと、満足稲荷神社がある。
三条通り
↓東山方面。この先は、粟田神社、神宮通り、白川、琵琶湖疏水の蹴上、南禅寺、その先は、粟田口を経て山科に続く。
知恩院前
知音前交差点
知恩院の古門が見える
少し南では白川が東大路の下を流れている。
知恩院の新門。知恩院の今の正面入り口。
新門の向こうには、山門が見える。
知恩院を過ぎるともうすぐ八坂神社前の祇園交差点。
つづく