満足さん 満足稲荷神社(京都市東山区)

満足さん

満足稲荷神社。

いい名前の神社。

「満足」することを知らない最近の人には耳新しい言葉ではないかと思う。

秀吉が、伏見桃山城に勧請し、何かご加護があったのだろう「満足」のふた文字を与えた。徳川綱吉の頃に今の地に遷り、法皇寺の鎮守社になったそうだ。そして、法皇寺は南禅寺に吸収され満足稲荷神社だけがのこったそうだ。

祭神は倉稲魂命(うがのみたまのみこと)。稲荷神と同一視され、伏見稲荷大社など多くの稲荷神社の主祭神となっている。

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東大路通りを歩いて、平安神宮前を通る二王門通りと三条通りの中間ぐらいに満足稲荷神社がある。東大路通り側からは分かりにくい。

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満足稲荷神社、通称は「満足さん」。

主祭神は倉稲魂命(うがのみたまのみこと)。

東大路通りから角を曲がると正面に出る。

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正面から入って、拝殿。
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東大路通りからところあたり。
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社務所の方から、本殿と本殿まえの唐門と拝殿。
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京都市しして保存樹、クロガネモチという大きな木があった。
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広くないが、大きなクロガネモチの木が日差しを程よくさえぎり、落ち着いた感じのある神社だった。

 御朱印をもうらので、少し待っていたが、その間も、訪れる人が絶えることはなかった。

稲荷神

稲荷神と五穀をつかさどる御食津神・倉稲魂命(うがのみたまのみこと)と同一視されることから、伏見稲荷神社など多くの稲荷神社の主祭神となっている。

稲荷神は神仏習合思想において仏教の女神である荼枳尼天(だきにてん)とも習合したため、仏教寺院で祀られることもある。
お寺にいくとよく稲荷神社を見かける。

荼枳尼天と聞くと、 鬼灯の冷徹に出てきた「荼枳尼天」を思いうかべてしまう。アニメのこの回には、倉稲魂命(うがのみたまのみこと)も出てき、御互いメリットを利用して一緒に稲荷神をするという話があった。