叡電出町柳駅
叡山電車は、出町柳から鞍馬と八瀬を結ぶ鉄道。八瀬からは叡山ケーブルに乗り換えることができる。庭園の美しい瑠璃光院がある。紅葉のころの瑠璃光院の写真はよく見かける。暗い部屋の中から窓を通して見える紅葉がとても美しい。
叡電に乗る人は少なそうな。たまたまかもしてないが、改札回りはがらんとしていた。
出町柳駅の前には柳がある。
出町柳は、「出町」と「柳」の合成で、今はこのあたりの呼び名になっている。
「出町」は鴨川右岸の河原町今出川付近の俗称、左岸の駅周辺が「柳」という「字(あざ)」だったそうだ。
↓出町柳駅前から河合橋。
賀茂川と高野川の合流点
京都府立鴨川公園(鴨川デルタ)は、出町柳駅を出てすぐのところにある。いい公園だと思う。大阪の川沿いの公園の中,之島公園に比べると、小さいが、上流にあるだけあって川に近く、川に接することができる公園だ。飛び石を歩くと川がより身近に感じられて気持ちいい。
飛び石を渡る人もいた。
鯖街道
高野川にかかる河合橋を渡り、賀茂川に架かる出町橋を渡った。
そこには、鯖街道の石碑があった。
遠くに大文字山が見えた。
さらに歩いて、河原町通りを渡ると枡形商店街がある。
枡形商店街
出町商店街の一角の桝形通にある全長164mのアーケード街で[3]、食料品店や衣料品店を中心に44店舗が軒を連ねる(ウィキペディア「出町枡形商店街」より)
この商店街は出町通りと言われ、今のように商店はなかったようだ。大正になる頃に東北市場(出町市場)でき、それから小売店が増えたとのこと、アーケードは1974年に建設が決まったとウィキペディアにあった。
大原や滋賀からも買い物に来るそうだ。シャッター商店街が増える時代にもかかわらず、活気のある商店街だった。
↓河原町通り側の入り口
↓商店街入り口には出店があった。混雑した活気ある様子。この先に人気のある和菓子の店「出町 ふたば」がある。
商店街内。
↓寺町通り側 出町桝形商店街入り口。
出町枡形商店街を出て少し北に歩いて、適当に曲がれる角で曲がった。
上立売通り
そこは上立売通り。
上立売通(かみだちうりどおり)は京都市内の東西の通りの一つ。東は寺町通の本満寺門前から西は馬代通まで。・・・(略)・・・
現在の室町通との交差点付近は、室町時代において店舗を構えず商売を行う商人(立売)が多く存在し、「立売の辻」と呼ばれ、これが通りの名前の由来となった。この「立売の辻」には、応仁・文明の乱の後に「四条町の辻」(四条通と新町通(町小路)の交差点付近)とともに高札場が置かれ、それぞれ上京・下京の中心となっていたことが窺える。 相国寺境内を貫き、烏丸通から西、中断区間の東にかけて西陣の機業地を通る。(ウィキペディ「上立売通り」より)
上立売通りをまっすぐ西に続いた。歩いていると、相国寺の境内に入口があった。上立売通りは、相国寺の境内を貫いていた。
上立売通りは、相国寺の境内を遠慮なく真っ直ぐ横切っていた。
歩いていると、そこそこ人通りがあり、みんな相国寺による気配もなく、どうも生活道路になっている感じだった。