祇園祭2021 前祭 あとかたづけ 京都2021 夏 20210717

  

山鉾は巡行のあと、解体される。巡行があれば、終わるのは昼ごろ。それからの解体になるので、昼からの解体になる。

今年は、巡行がない。

山鉾を建てたところは、17日の午前から解体を始めているところもあった。

前回紹介した綾傘鉾は、9時過ぎには解体を初めていた。

9時半ごろには綾傘鉾はかづけをはじめていたe

解体は何時頃からするかは、それぞれの山鉾で違うようだ。

鶏鉾

囃子が始まる前から鶏鉾の近くで「鶏鉾」のはっぴを着ている人がたくさんいた。

鉾を解体するのを待っているようだ。

鶏鉾の解体は昼から、9時過ぎにはもう人が集まって解体の時を待っていた。

解体が始まるのをいまや遅しとばかりに待っている感じだった。

いつ頃、解体するのか聞いてみた。

昼過ぎになるとのこと。

↓解体の時は、手前の小さな四角の金属の板のところまで移動して、解体するようだ。

柱は明日とも言っていた。

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周辺をみて回ったあと、四条河原町ちかくの御旅所まで歩いていった。御旅所から戻ると、囃子も終わり、飾り付けも取り払われていた。

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作事三方

山鉾は作事三方が分業して組み立てる。

手伝方、大工方、車方とある。

・手伝方は、基礎構造部分を作る。縄で柱を縛ったりするのも手伝方の仕事だろう。

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・大工方は、手伝い方が櫓組と真木建てをした後に、床、手摺り、柱、天井、屋根等を組み立てる。

巡行の時には屋根の上に座って屋根や電線などと接触しないように見張っているの大工方の人。

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・車方 組建て、飾り付けが終わった後に、車輪4ケを取付ける。巡行の時前で、扇子を手に持って進行の音頭をとっている人は車方の人。

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解体するのも、それぞれ作事三方に分業でするのだろうか。

月鉾

御旅所から戻ってみると。時間は11時半ころ。月鉾は囃子が終わり、解体が進んでいた。飾りと車輪は取り払われていた。

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長刀鉾

御旅所に向かう途中で長刀鉾の前を通った。

長刀鉾も解体を始めていた。

飾りを外し始めていた。

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御旅所から函谷鉾のあたりに戻る時には。

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↓車輪を外しているところ
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御旅所

四条烏丸のあたりから、長刀鉾の前を通り四条通りを御旅所に向かった。

四条通 御旅所の方向 東山見える。

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御旅所

例年ならここに神輿が3つ並んでいるはず。

中御座・素戔嗚尊 (すさのをのみこと)

東御座・櫛稲田姫命 (くしいなだひめのみこと)

西御座・八柱御子神 (やはしらのみこがみ)

3つの神輿。

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御旅所の前は、新京極商店街。

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そのすぐ西隣には寺町京極商店街。

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函谷鉾

函谷鉾は、一番目立つ位置にある。

阪急烏丸駅や京都地下鉄四条駅から上がって、一番近くに見える鉾。函谷鉾と長刀鉾。

長刀鉾烏丸通りより東、函谷鉾西にある。

山鉾ほとんどは烏丸通りの西にある。

山鉾を見るには烏丸通りの西に出るのが便利だ。その上り口から函谷鉾はよく見える。

祇園祭の頃烏丸駅上ると必ず函谷鉾が目に入る。

↓四条烏丸交差点の南東からあがったあたり。いつもは写真左の南西角から上がる。

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長刀鉾や月鉾の解体が進み、飾りや車輪が取り払われ、鶏鉾の飾り付けの取り外しが進む中も、囃子が続いていた。

↓月鉾から見た函谷鉾と飾り付けが取られた長刀鉾。

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久々の京都、下京の街を山鉾を見ながらフラフラできた。

 

この日歩いたルートをGoogleマップに落とし込んでみた。