熊野街道 その2  九十九王子 郡戸王子 上野王子 そして四天王寺と第一窪津王子の堀越神社 20200103

 ★★★目次★★★

★★★★★★★★

 

九十九王子を全てを巡りつもりはないが、行けるところは行ってみようと思った。

前回の坂口王子の手前の大阪メトロ中央線「谷町四丁目」駅から熊野街道き出て街道を歩いた。

坂口王子のある南大江公園の横を通り、少し歩くとまた、熊野街道の碑があった。

f:id:m3785com:20200119195639j:image

この街道で3つ目だ。ここには説明書きの石碑もあった。さらに歩を進めると、道が少し狭くなる。

f:id:m3785com:20200119195732j:image
あとで調べると、熊野街道はここで、東に折れるようだ。細い道は熊野街道ではないようだ。その少し細くなった道を少し行くと、大きな木と鳥居と祠が細くなった道の一部を占め、そこからさらに道は狭くなるがそこからは、長堀通に降りる石段になっていた。

この木は「榎大明神」と呼ばれている。

 

そして、その横には、石の下階段があった。降りたところは、長堀通り。

階段の途中の直木三十五氏の文学碑あった。

上町台地は平ではなく、上がったり下がったりの連続。東京もそうだ思う。埋め立てられたところは平坦だが、昔からの陸だったところは、アップダウンがある。大阪も同じだ。

 

榎大明神

榎大明神は石階段の降り口のところにある。楠かと思ったが、違った。この木も神となって町を守った。大阪空襲時を生き残った木だ。当然このあたりも空襲の火災から逃れることができた。

f:id:m3785com:20200119194540j:image
f:id:m3785com:20200119194544j:image
f:id:m3785com:20200119194523j:image
f:id:m3785com:20200119194535j:image
f:id:m3785com:20200119194528j:image
f:id:m3785com:20200119194514j:image
 

空堀商店街

長堀通をこえて歩くと、空堀商店街。

この商店街は、谷町筋から松屋町筋の間の坂にある商店街。商店街が坂になっている。

f:id:m3785com:20200119204357j:image
f:id:m3785com:20200119204403j:image

f:id:m3785com:20200119204504j:image
f:id:m3785com:20200119204510j:image

 

第三王子 郡戸王子(こうとおうじ)

郡戸王子は、高津神社の中にあった。

f:id:m3785com:20200119204634j:image
f:id:m3785com:20200119204625j:image
f:id:m3785com:20200119204617j:image
f:id:m3785com:20200119204629j:image
f:id:m3785com:20200119204612j:image

 

 

第四王子 上野王子

第四王子は第三王子から少し離れていた。高津神社を出て、東へ谷町筋をこえて上町筋もこえて、上之宮学園の横を通り、少し行くと、マンションの入り口の横にあった。

f:id:m3785com:20200119204734j:image

 

そして、そのマンションの前には、別の石碑があった。見学用かその石碑の前には、カラーコーンが置かれていた。

f:id:m3785com:20200119204807j:image

 

四天王寺

上野王子を確認してから、再び上野宮学園の横を通り上町筋に戻り、谷町筋に向けて歩いた。裏道のような細い路地に入って、行き止まり行き止まりを曲がっていくと、また上町筋に戻り、気が付くと、四天王寺の東大門の近くを歩いていた。

四天王寺東大門

f:id:m3785com:20200119204855j:image

五重塔あべのハルカス。このあたり歩いていると、あべのハルカスがよく見える。
f:id:m3785com:20200119204906j:image
f:id:m3785com:20200119225954j:image
f:id:m3785com:20200119225950j:image

 

第一王子 窪津王子(堀越神社

四天王寺の南大門を出て、谷町筋沿いにある、窪津王子に向かった。第一王子は、八軒家船着き場の近くにあった。八軒家から数キロはなれたところにもあったのだろうか?

説明書きをみると窪津王子が大阪城に移され、その後ここに移されたということのようだ。

この日は三が日の三日とあって、初詣でにぎわっていた。本殿には列ができていた。窪津王子の祠は境内の端にひっそりとあった。が、行くと、若い女性が一人お参りをしていた。長く手を合わせていた。

f:id:m3785com:20200119204951j:image
f:id:m3785com:20200119204947j:image
f:id:m3785com:20200119204957j:image