知恩院の前は何度も通ったことがある。中には入ったことがなかった。
東大路沿いに知恩院の入り口はがある。
大きな石碑が建っている。
石碑を東大路を西に(山側)曲がると「知恩院通り」三門前まで続く。
知恩院通り
11月3日から12月3日まで、秋のライトアップが行われるようだ。
三門
大きい三門。国宝 1621年 二代将軍徳川秀忠の寄進により建立された
三門をくぐると急な石段がある。
この急な石段が男坂。横には勾配の緩い女坂がある。女坂はかえりの通路になっている。
上がると御影堂があるのだが、平成の大改修中。平成31年に竣工予定。
御影堂の西向かいにある。
以前来た時は、阿弥陀堂は開かれていて上がることができ、渡り廊下を通って改修中御影堂の塀の中をみることができた。そんまま知恩院に行けさらに方丈まで行けた。しかし、明日15日は放生会があるからだろう閉じらていた。
お坊さんが列をなして移動しているのよく見かけた。
御影堂の横を通って「寳仏殿」の前を通り進むと参拝順路通り進む。
御影堂の奥にある御陵と勢至堂に向った
勢至堂
誰でも中に入って参ることができる。扉が閉じられているは、猿が出没するからだそうだ。
知恩院のかつての御影堂。法然上人の幼名が「勢至丸」現在は勢至菩薩を本尊とすることから勢至堂と呼ばれている。知恩院で最も古い建物とも言われている。
法然上人がご終焉を迎えられるまでお念仏のみ教えを自ら広められた大谷の禅房の故地であり、知恩院発祥の地でもあります。堂内正面に掲げられている額「知恩教院」は後奈良天皇の宸翰であり、知恩院の名の起源がここにあります。(知恩院ホームページより)
勢至堂に入ってお参りをした。誰もいなかった。扉を閉じると別世界のように感じる。人気はないが、やけに外で人が歩く時踏む砂利音が響いた。それ以外はしんとした雰囲気。全面畳が敷かれていた。奥には法然上人の御影などあった。近くまでいけないように柵が置かれていた。阿弥陀さんと法然上人の御影と離れて向かい合って正座して手を合わせた。
気持ちがとても落ち着いた。
御陵
勢至堂のさらに上に御陵がある。
知恩院で一番高いところにある。
御陵から京都の街が望めた。