福知山城 真夏の散歩 20200815

 暑い日

新型コロナウィルスは感染拡大するなか、外出は出来るだけ控えるようになった。

今年の夏は、京都へは一度も行っていない。

遠出は仕事関係のみ。

今日はお盆、墓参りに行った。

こんな時期なので、ひとりで行った。

8月に入って、7月の雨続きの日が嘘のように、連日カンカン照り。連日30度を超える暑い日が続いている。この日も例に漏れず、暑い日だった。

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墓参のあと、寄り道をして福知山に行った。

   

 

福知山城

今年の大河ドラマ「麒麟が来る」の明智光秀が作ったと言う福知山城に行った。

明智光秀が造った城。明智光秀以降、城主は入れ替わり、城は増築と改築を加えられた。有馬豊氏が城主の頃にはほぼ完成していたようだ。由良川に沿いに伸びる丘陵を中心に作られた平山城。城郭や城下で囲むように一体的に作られた「惣構え」の城として作られたようだ。

↓福知山城

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小高い丘のにある。こじんまりした城だった。福知山駅から約1.2kmほど。普通なら、苦にならない距離だが、この暑さ、時々吹く風も生暖かった。日を遮るものなく、コンビニや喫茶店のような店も一件もなかった。

↓お城通り

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向かって歩いていると城の手間にある福知山市役所から天守閣が見えた。

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歩いていて、気になる看板があった。

「海の京都」

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福知山市は内陸にあり、海に面していない。

調べてみると、京都の日本海側面した舞鶴市、京丹後市、天橋立のある宮津市、伊根町、与謝野町、海に面していない福知山市、綾部市をも含めて「海の京都」と言うキャンペーンをしているようだ。福知山は今大河ドラマの明智光秀で有名になったから、海に面していなくても、キャンペーンエリアに含めたのだろう。

 

↓城への入り口付近。道路を跨ぐ陸橋も色合いからしてそれっぽい雰囲気をしていた。

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陸橋の傍から歩道から城に上がるようになっていた。

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明智光秀ミュージアム。ここで、ミュージアムの入場券や天守閣の入場券を買うことができる。

天守閣入場券は330円(大人)・子供110円
開館時間は午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)

↓ここで、入場券を買えるが、天守閣入り口でも購入できる。

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周辺には太鼓橋もあった。

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城に上がる道。坂道だが、それほど急ではなく、木陰になっていているところがあったりして、歩きやすくかった。
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上がりきったところ。

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振り返ると、城が。

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転用石。

福知山城の天守閣の石垣は、「野面積み」「乱石積み」と言う技法で組まれ、未加工の自然石などを積み上げられているようだ。中には、五輪塔や石仏、石臼、灯籠などの石造物も大量に石材として使われているようだ。こういった石を「転用石」と呼んでいるようだ。

 


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↓転用石
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銅門番所
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天守閣

天守閣へ上がる石段。

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天守閣入り口前から通ってきた門。門の開口部に小山が見えて、門が額のようだった。
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天守閣周りに色々なものがあった。
神社
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福知山城天守閣復元鯱瓦
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豊磐井
井戸の深さは50mで日本一の深さ。由良川の川底より深く、海面下7mにも達しているようだ。
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天守閣からの眺望
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福知山市

江戸時代には福知山藩の居城として、明智光秀によって福知山城の縄張りが築かれた。1937年(昭和12年)には京都市と伏見市(現・京都市伏見区)に続いて、京都府で3番目に市制を施行した。廃藩置県以前の丹波国と丹後国にまたがる。一級河川である由良川が流れている。 さまざまな出土品から、少なくとも縄文時代の初め頃から人が住んでいたと考えられており、古くから交通の要衝として栄えた場所でもある。

「福知山」の由来には、いくつかの考察があるが、いずれも根拠のないものである。 和泉式部の歌「丹波なる 吹風(ふくち)の山の もみじ葉は 散らぬ先より 散るかとぞおもう」から取ったとの説もあるが、この歌そのものが後世の創作である可能性が高い。あるいは富士山由来の名(別名)によるとの説も存在するが、まったく根拠のないものである。 
(ウィキペディア「福知山市」より)

 福知山市は、明智光秀で有名になった。ここは交通の要所だとウィキペディにあった。福知山駅は、京都からの山陰線と大阪から福知山線一が乗り入れ、京都丹後鉄道(宮福線)も乗り入れている。大阪から山陰の温泉の城崎温泉に行くには、大阪から「こうのとり」で福知山線を通って、福知山駅で山陰線に入る。福知山駅では、城崎や山陰に行く特急と、京都からくる天橋立方面に行く特急の乗り継ぎの駅もであるようだ。

この日も京都からへの特急が、新大阪行きの特急こうのとり18号を待っていた。

↓京都行特急。横にあるのは京都丹後鉄道の電車。

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