【京都・東山】知恩院 20200712

知恩院御影堂の陀規模修理は平成23年(2011年)にはじまったようだ。そして、今年、落慶法要は今年の4月から10月まで行われる予定だった。

落慶法要が行われる前に、新型コロナウィルス感染が拡大し、外出自粛、緊急事態宣言が発出された。多くの行事が中心になった。

5月に行った時は、閉まっていて入れなかった。

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そして、この日7月12日、門は開いていた。

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でも人は少ない

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上の写真。武家門。御影堂が工事中の時は、法要など人や方丈に行く人が出入りしていた。

御影堂が完成して、人の流れが変わったのか?

それにしても人が少ない。

 

知恩院に行った時は、阿弥陀堂に行って、畳に座りお参り。
しばらく、阿弥陀様を拝む。

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この日も、阿弥陀堂に上った。ここは、靴を脱いで上がる。靴を入れる袋が用意してある。今までは返さないといけなかった。しかし、今は、使い切り、袋は返さなくていいようだ。これもコロナの影響かな。

 

阿弥陀堂に入ろうとすると、「お経をあげませんか?」とお坊さんにをかけられた。

初めてだ。こんなことがあったのは。

どれくらい時間がかかるか聞いた。

時間は5分ほど。

お経をあげることにした。

 

阿弥陀堂の中には、阿弥陀様の前に丸椅子がソーシャルディスタンスを守った間隔で置かれていた。20ほどあったか。丸椅子の横には木魚があった。

 阿弥陀様の真前の椅子に座った。ひとりだけだった。座ると木魚を叩くバチを持ってきてくれた。阿弥陀様の向かって左前には、住職さんとおぼしき人が座っていていて、どう唱えるか説明してくれた。

お経が始まった。住職さんが木魚を叩くリズムに合わせて、木魚を叩いた。木魚を叩くのは初めて。

住職さの叩く木魚の音は低音、重みがあった。自分の叩く木魚の音は高音。昔のアニメで一休さんがトンチを解く時の木魚の音と同じだった。

「南無阿弥陀、南無阿弥陀、南無阿弥陀、南無阿弥陀仏、なーむーあーみーだ」

木魚を叩いてお経を唱えるのは初めての経験だった。

 

   

 

阿弥陀堂から御影堂続く渡り廊下を通って、御影堂へ。

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この渡り廊下は、御影堂の工事が始まっても、しばらくは通れた。その頃通ったことがある。工事の塀に囲まれた薄暗い御影堂の横を通ったことがある。

 

御影堂大きい。

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全景をiPhoneで撮ろうとすると御影堂からそこそこ離れてある宝仏殿まで下がらないと入らなかった。

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↓左端に写っているのが宝仏殿。
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御影堂に上がる階段はとても急だった。横には少し傾斜の緩い階段が設置されていた。
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大鐘楼へも

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御影堂の落慶法要がどのようなものをちょっとでも観たかった。
次はずいぶん先だろう。到底見ることはかなわない。
残念だった。